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まーなんだ、とりあえず作ってみたよ

迷走する帝国 ローマ人の物語XII

ローマ人の物語 (12) 迷走する帝国

ローマ人の物語 (12) 迷走する帝国

このシリーズは読み始めると他の本が読めなくなる罠。帝政の開始から五賢帝の時代に有った理性的な逞しさから程遠く、ゲルマンの蛮族やササン朝ペルシアに翻弄される姿にはあっけに取られるばかり。それでも、時に人を得て滅亡への土俵際で踏み止まるのもまたローマの姿か。

にしても、この時期の皇帝の在位期間の短いこと。5年続いたら「長い」と感じてしまう。しかも最期が概ね謀殺というのも悲しい。